歯を失う原因「二次カリエス」。虫歯の再発を避ける方法は?

虫歯は歯を失う大きな原因となっていますが、その中でも二次カリエスというものが大半を占めています。

二次カリエスというのは、二次的にできた「カリエス=虫歯」のことで、これはつまり、一度虫歯治療をしたところが再度虫歯になってしまっていることをいいます。

今回は、歯を失う原因となる二次カリエスの原因、そしてそれを防ぐための方法についてご紹介していきます。

 

二次カリエスの原因

二次カリエスで歯を失うことが多いのは、中年以降くらいになってから、つまり、子供の頃に治療したところが再度悪化して・・というようなことを何度か繰り返して限界が来てしまう、というような感じです。

二次カリエスができる原因としては、詰め物や被せ物などの人工物の劣化、そして、それらをくっつけているセメントの劣化、不十分なケアといったようなことが挙げられ、それらが複合的に積み重なって起こります。

特に、保険で使用される材料は、年数とともに劣化し、それとともに歯と人工物との間に隙間があきやすいため、数年経つと二次カリエスのリスクが高くなってきます。

実際に、保険の材料で治療をする場合、大体数年後にやり直しが必要になるケースが多いようです。

ただし、二次カリエスになったからといって、すぐに歯を抜かなければならなくなる、というわけではなく、通常は虫歯が再発するうちに神経がダメになり、その結果歯が脆くなり、最終的には歯が割れてしまう、というような経過が多いと言えます。

そのため、治療した後にいかに虫歯を再発させないか、ということが大事になってきます。

二次カリエスを避ける方法

◆治療をしたところも念入りに歯磨きをする

治療済みのところはもう虫歯にならない、と思っている人がいますが、治療をしたところというのは、人工物と歯との間にどうしても細かい隙間があるため、むしろより丁寧に歯磨きをすることが大事です。

◆劣化しやすい材料を避ける

保険の材料は安価ではありますが、劣化しやすく、歯垢もつきやすいので、二次カリエスのリスクが高いという欠点があります。保険外にはなりますが、セラミックであれば劣化しにくく、歯垢もつきにくいため、二次カリエスのリスクが低くなります。結果的に歯を長期間守ってくれますし、見た目も良いのでおすすめです。

◆歯医者で定期メンナンスを受ける

いくら良い材料を使っても、歯の周囲にプラークがたくさんついている状態が常態化していれば、二次カリエスのリスクは高まります。

そのため、毎日の歯磨きをすることはもちろんですが、歯磨きだけでは取りきれない汚れが出てきてしまうため、定期的な歯科でのクリーニングを受けるようにしましょう。

歯科に定期的に通うことで、もし何か軽度の異常があっても早めに対処することができ、重症化を防げますので、そういった意味でもおすすめです。