歯列矯正治療
八重歯や出っ歯に代表されるような悪い歯ならびを不正咬合と言いますが、不正咬合を放っておくと虫歯や歯周病になりやすく、また上下の歯のかみ合わせを狂わせてしまうので、頭痛や肩こりの原因となることもあります。
この不正咬合の状態から正しいかみ合わせへ歯を誘導させること、ナチュラルな口元、明るい笑顔を創りだすこと、それが矯正治療の大きな役割です。
矯正治療をご検討の際は、症状のこと、治療方法のこと、費用のことなど、まずは新宿西口歯科医院までご相談ください。
矯正治療とは
矯正治療は、歯や顎の位置や咬合の問題を改善するための治療法です。歯並びや咬合の不正を修正することで、美しい笑顔や正しい咬み合わせを実現可能です。矯正治療では、歯の傾き、歯の隙間、出っ歯、受け口、反対咬合などの問題を改善するために、さまざまな装置が使用されます。
代表的なものには、ブラケットとワイヤー、透明なマウスピース型の矯正装置などがあります。矯正治療の長さや頻度は個人によって異なりますが、一般的には数ヶ月から数年にわたる治療期間が必要です。
新宿西口歯科医院で矯正治療をおすすめする3つの理由
歯の長持ちにつながる
矯正治療を受けると、矯正治療後は矯正治療前に比べて、歯が磨きやすくなるので、虫歯や歯周病になりにくくなります。その結果、歯そのものの寿命が長くなり、末永く自分の歯で食事を楽しむことができる人生が期待できます。
口元や側貌が整ってキレイ度がアップ
矯正治療では、矯正治療後に、「出ている歯が治る」「見た目がきれいになる」「口元がすっきりする」「口臭予防になる」などの効果が期待でき、 「笑顔」に自信がもてるようになることも多い治療です。
経験豊富な「矯正医」による治療
新宿西口歯科医院での矯正治療は、矯正治療を専門に勉強した「矯正医」が責任をもって治療を行います。もちろん矯正治療に関するさまざまな疑問点・不安についても、他のスタッフではなく「矯正医」がお答えします。
ワイヤー矯正
歯列矯正の中で、最も一般的で歴史のある治療方法で、歯の表側(唇側)に矯正装置(ブラケット)を取り付けて、そこのワイヤーを通し、歯に力をかけることで歯を移動させていきます。
現在はブラケットもセラミック等の白色や透明のものがあり、比較的目立ちにくくなっております。
ワイヤー矯正の特徴
- 表側矯正は矯正治療の中では比較的低価格
- 治療期間が一番短くて済む傾向がある
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、取り外し式の透明なマウスピースを使用する矯正方法です。
装着は違和感が少なく透明なので、日頃の多忙なライフスタイルにも支障がなく、矯正治療中であっても笑顔を見せることができます。
自分で簡単に取り外し可能なので、食生活もこれまで通りです。歯磨きやフロスにも全く影響がないので、歯と歯周組織をこれまで通り健康に保つことができます。
マウスピース矯正の特徴
- 取り外しができ、衛生的で歯磨きも普段通り行える
- 透明で目立たないので他人に気付かれにくい
- 金属アレルギーの心配がいらない
マウスピース矯正「インビザラインGo」
「前歯のズレがちょっとだけ気になる」という方は案外多いものです。でも、たとえ前歯がほんの少しだけずれていて気になっていたとしても、矯正治療をするまでもないなあ、と感じている方もいるのではないでしょうか。でも、前歯というのは意外と人に見られている部分であり、その人の印象を決めてしまう部分でもあります。また、歯というのは少しずれているだけでも歯の健康を損うことが少なくありません。
インビザライン GOは「前歯だけ整えたい」を叶える矯正治療
前歯がちょっとずれていても、「仕方がない」「個性だ」とあきらめてそのままにしてしまう人はとても多いものです。また、どうしても気になる場合、手っ取り早く歯並びを整えるために、「歯を削り、被せ物をして歯並びを整える」という治療を選択する人もいます。しかし、一度削った歯は寿命が短くなってしまいます。
そのような方には「インビザラインGo」がお悩みの解決につながるかもしれません。
「歯を削る」よりも「歯を動かす」矯正治療で
歯の健康面という点で考えた場合、「歯を削る」よりも「歯を動かす」矯正治療で治療することが一番良い解決法だと私たちは考えています。なぜなら、歯を何本も削って被せ物をして、見た目だけ歯並びを改善しても、その方法では歯の根の部分の角度は変わらないため、無理な力がかかりやすくなり、歯の寿命を縮めてしまうことにもつながりかねないからです。
ただ、矯正治療のデメリットとして、歯の表面に器具をつけるタイプの矯正治療では、
- 器具が目立つ
- 食事が不便になる
- 矯正中の痛みが心配
- 治療期間が長くかかる
- 金属アレルギーが心配
というような理由から敬遠されることも。でも「インビザラインGo」であれば、このような従来の矯正治療の不具合を感じることなく、気軽に前歯の歯並びのお悩みを解決することができるかもしれません。
インビザライン GOの特徴
従来の矯正治療のイメージとは全く異なるインビザラインGoの治療とはどのようなものなのでしょうか。特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴1「目立たない」
インビザライン Goは、マウスピース矯正の中でも最も代表的といえる「インビザラインシステム」を前歯だけの矯正に特化したものです。ごく薄い透明プラスチックのマウスピースをご自分で装着し、段階ごとにマウスピースを交換していただくことで、歯並びが徐々に整えられていきます。透明マウスピースは装着しても周囲にほとんど気付かれることはありませんので、これまで装置が目立つことで矯正を躊躇(ちゅうちょ)していた方も、見た目を気にすることなく矯正治療を受けていただくことができます。
特徴2「経済的」
インビザラインGoは、前歯だけの矯正治療に絞っていますので、治療期間が他の矯正治療と比べて短いのも特徴です。また、矯正治療の進み方も、マウスピースを交換するだけ、というシンプルなシステムですので、通院回数も少なくて済みます。そのため、出来るだけ早く治したい方や多忙でなかなか歯科医院に通えない方にも合っていますし、期間が短い分、治療費も安く済ませることができます。
特徴3「スムーズ」
従来の矯正治療というと、診断、治療を始めるまでの準備、治療中、あらゆる面で面倒であったり、煩わしい、不便であるというようなイメージがありました。しかし、インビザライン GOは、これまでとは違った新しいデジタル技術を使っているため、そのような欠点がかなり払拭されています。
アプリで治療簡易診断
まず、治療が可能かどうか、という簡易診断は、端末のアプリを使って行うことができます。インビザラインGoは前歯の軽い歯並びの不正に適した矯正システムです。前歯の歯並びの不正の程度が強かったり、前歯以外に問題がある場合には行うことはできません。でも、この簡易診断システムで治療が可能かどうかを簡単に知ることができます。
型取りはスキャンするだけ
インビザラインGoのマウスピースを作るための型取りは、iTeroと呼ばれる3Dスキャナーを当てるだけで大丈夫です。従来のように苦しい思いをして型取りをする必要はもうありません。
高い治療精度
3Dスキャナーで得られた型取りデータと担当医によって作られた治療計画により、治療中に使うマウスピースが全てデジタル作業で作製されます。狂いのないデジタル技術により作られたマウスピースは精度に優れ、治療もスムーズに進みます。
特徴4「痛みが少ない」
歯の表面にデコボコした金具がつかないため、お口の粘膜を傷つけてしまう心配がありません。また、歯が動く際に起こる痛みも従来の方法よりも少ないと報告されています。
特徴5「お食事・歯磨きはいつものまま」
お食事、歯磨きの際にはマウスピースを外しますので、それほど不便を感じることはありません。また、食べかすが歯の上に残ったままになることもありませんし、磨き残しによる虫歯や歯周病のリスクもありません。
特徴6「金属アレルギーフリー」
さらに、金属を一切使用しないため、金属アレルギーを起こす心配もありませんし、歯に害を及ぼさない優しい力で歯が動かせるようになっているため、歯に異常なダメージを与えることもありません。
これまで、矯正治療はハードルが高い、と感じられていた方でも、インビザラインGoなら気軽に始めていただくことができると思います。ぜひお気軽にご相談ください。
小児矯正
小児矯正は、成長期の子どもの歯並びや顎の成長を調整し、正しい咬み合わせを形成するための治療です。
小児矯正は、子どもの発育段階に合わせた適切な治療計画が重要です。口腔筋機能療法、1期治療、2期治療などは、個々の症例によって適用される場合があります。早期の治療を通じて、正しい歯列と健康な顎の発育を促進することが目標です。
歯科医師との相談や定期的な検診を通じて、最適な治療プランを立てることが大切です。
口腔筋機能療法
口腔筋機能療法は、舌や唇などの口腔筋の機能を改善する治療法です。正しい舌の位置や嚥下、発音などを促進し、歯列や顎の発育に良い影響を与えます。舌の誤った位置や口呼吸、指しゃぶりなどが原因で歯列不正や顎の成長に問題がある場合に適用されます。
1期治療
1期治療は、早期に始められる小児矯正の治療段階です。主に乳歯が残っている時期に行われ、歯列不正や顎の成長に対してアプローチし、将来の矯正治療のための基盤を整えます。例えば、下顎前突(上下の歯が逆咬合する状態)や、上顎前突(前歯が突き出している状態)などを改善することが目的です。
2期治療
2期治療は、永久歯が生え揃った後に行われる小児矯正の治療段階です。成長期に入った子どもの顎の成長をコントロールし、歯列不正や咬み合わせの問題を解決することを目指します。ブラケットやワイヤーを使用して、またはマウスピースを使用して、歯の位置や顎のバランスを調整します。この段階では、永久歯が生え揃っているため、より具体的な歯列の補正が可能です。
ドクターが矯正治療をおすすめするケース
差し歯がよくはずれる方
差し歯の位置が悪くて、かみ合わせに影響していることがあります。 その場合、差し歯に噛む力が集中するため、何度治療しても、すぐに悪くなります。歯並びを治すことにより、質のいい差し歯を永く保つことができます。
下の前歯がでこぼこしている方
歯が磨きにくくなり、歯石がたまりやすくなる。歯周病が進むだけではなく、口臭の原因にもなります。
上の前歯がでていて唇が閉じにくい方
口が閉じにくいことで、口が渇きやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
八重歯の方
一昔前は、「八重歯はかわいい」とされていました。 しかしアメリカでは「八重歯はドラキュラみたい」などと言われ、矯正治療により八重歯を治すことが多いです。
部分入れ歯を使用している方
部分入れ歯を長期に使用していると前歯がでてくることがあります。 昔の写真と比べて、出っ歯になったといわれた方もいます。そういった場合は、矯正治療によって前歯をきれいに治すことが可能です。 さらに入れ歯の部分をインプラント治療をすることで美しくしっかり咬める状態になるのです。
よくあるご質問
痛みについて
歯に微弱な力を加えて歯を動かすために、違和感がでます。 暑がりや寒がりの人がいるように、痛みというものには個人差があり、一概には「矯正治療=痛い」と言うわけではありません。 一般的には、矯正装置をつけた2,3日後に、多少痛みを感じますが、すぐに慣れてしまいます。
治療期間について
歯が動きにくい場合、歯のでこぼこの具合が大きい場合などは、一般的に治療期間が長くなることが多いです。 一般的には、矯正治療は約1年半~2年くらいで、治療後歯が元の位置に戻らないようにするため、リテーナーという装置を約1~2年つかっていただきます。
費用について
歯の並び方によって多少のばらつきはありますが、矯正代(検査費・装置代)として約70万円と毎回の診察料がかかります。