乳歯の生え変わり、歯医者に行くべき?

乳歯から永久歯への生え変わり、どのタイミングで歯医者に行った方がいいのか、気になっている親御さんも多いのではないでしょうか?永久歯への生え変わりは、自然に起こることも多い半面、生え変わりがなかなかうまくいかない場合というのもあります。
でも、乳歯は全部で20本ありますから、生え変わりのたびにいちいち歯医者に行くのも大変です。そこで今回は乳歯の生え変わりについて、どんな場合に歯医者へ行った方がいいのかについてご紹介します。

 

乳歯がきちんと生え変わらないと起こりうるリスク

乳歯の生え変わりがきちんと行われない場合、次のようなことが起こるリスクがあります。

1.永久歯の歯並びに影響する

乳歯は奥に控えている永久歯が近づいてくることで歯根が溶かされて抜けます。ですが、永久歯の位置がずれた位置にあると、乳歯の歯根が溶かされず、乳歯がうまく抜けず永久歯がずれたままになることがあります。そうすると、永久歯が適正な位置に生えず、歯並びから外れてしまうことになります。

2.永久歯の虫歯リスクが高まる

永久歯が生え始めているのに、その上に乳歯が乗っかるように残っている状態が続くと、永久歯の表面が不潔な状態となり、虫歯リスクが高まります。特に、生えたての永久歯は質が歯ため、虫歯にかかりやすい傾向があります。

乳歯の生え変わり、こんな時はご相談ください

1.乳歯がなかなか抜けない

特に永久歯がもう出てきているのにもかかわらず、乳歯がなかなか抜けない場合、これを放置すると永久歯の歯並びが悪くなったり、永久歯の虫歯リスクが高くなったりする可能性があります。放っておいても問題ないケースもありますが、判断が難しいので、念のために受診をおすすめします。

2.お子さんが苦痛を訴えている

乳歯は揺れているけれどもなかなか抜けずに、特に食事の時に苦痛を訴え、あまりものが食べられない場合、早めに抜いてあげた方が早くストレスを取り除いてあげられます。

3.乳歯の歯茎が膿んでいる

乳歯の虫歯が深くまで行ったのが原因で、歯根の周囲が膿んでしまうことがあります。もしくは神経を一度取ったことがある歯でもこのようなことが起こる場合があります。そうすると、いずれ歯茎がプクッと腫れてきます。このような場合、乳歯の奥に控えている永久歯のエナメル質形成に悪影響を及ぼすことがありますので、早めに抜歯をおすすめすることがあります。

4.乳歯が虫歯でボロボロである

乳歯が虫歯でボロボロに崩壊している場合には、きれいに抜けず、歯のかけらがいつまでも歯茎に残ってしまい、歯茎の炎症などのトラブルの原因になることがあります。

5.反対側の歯が抜けたのに一向に生え変わらない

左右反対側同種類の歯は、同じような時期に生え変わります。ですが、片方の歯が生え変わったにもかかわらず、もう反対側が生え変わらないと、特に前歯の場合、歯並びの中心の位置がずれてしまうといったことが起こることがあるため、積極的な抜歯をおすすめすることがあります。