CR修復治療(コンポジットレジン)
コンポジットレジン(CR)修復は、虫歯を最小限だけ削り、白い樹脂で歯の形を再現する低侵襲治療です。当院ではマイクロスコープや高倍率ルーペを使用し、必要以上に歯を削らない「MI治療」を徹底。さらに接着操作を丁寧に行うことで、長期的な予後と美しさを両立します。「小さな虫歯を最適に治したい」という方に最適です。CR修復治療とは?
CR修復治療は、虫歯を取り除いたあとに白い樹脂を直接詰めて形態を整える治療法です。金属を使わず、即日で完了し、歯を大きく削る必要がないのが大きなメリットです。当院では、色調・形態・耐久性に優れたレジン材を使用し、審美性と機能性を両立させた治療を提供しています。
- 白く自然な見た目に仕上がる
- 歯を削る量が最小限ですむ
- 1回の来院で治療が完了
- 金属アレルギーの心配がない
- 細部の形成がしやすい
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当院のCR治療が精密で美しい理由
CR修復の仕上がりや寿命は「いかに丁寧に接着操作を行えるか」で大きく変わります。当院ではマイクロスコープや特殊照明による高精度診療により、虫歯の取り残しや削りすぎを防ぎ、歯質とレジンの境界を滑らかに仕上げます。痛みにも配慮し、快適に治療を受けていただける環境を整えています。
- マイクロスコープによる20倍の拡大視野
- 虫歯の取り残しを防ぐ精密形成
- 境界部の段差をなくすスムーズな研磨
- 光重合の質までこだわった強固な接着
- 歯の色味に合わせた自然なシェード選択
CR修復の適応となるケース
CRは非常に汎用性が高いものの、万能ではありません。適応を見極めることで長持ちし、再治療リスクの低い治療が可能になります。当院では部位・虫歯の大きさ・噛み合わせを診査し、最も長期的にメリットが大きい治療方法をご提案します。
- 小〜中程度の虫歯
- 隣接面(歯と歯の間)の虫歯
- 詰め物(インレー)の境界の虫歯
- 歯が欠けた場合の修復
- 前歯の形態改善・ダイレクトボンディング
CRでは対応できないケース
虫歯や欠損が大きい場合、CRでは強度が不足し、破折や脱離のリスクが高まります。こうしたケースでは、セラミック治療や精密根管治療など、歯を確実に守るための選択肢をご提案します。適切な材料選択は、歯の寿命を延ばすうえで非常に重要です。
- 広範囲の虫歯
- 歯質の喪失が大きい場合
- 噛む力が非常に強い方の臼歯部
- ヒビ(クラック)が深い場合
- 根管治療後の歯
CR修復の治療の流れ
当院のCR治療は、単に虫歯を詰めるだけではなく、虫歯除去から研磨まで一つひとつの工程を精密に行うことを大切にしています。工程を省略しないことで、審美性・接着力・耐久性の全てが向上し、再発リスクを抑えた長持ちする治療が可能になります。
① 虫歯の染め出し・マイクロスコープによる確認
虫歯と健康な歯を確実に見極めながら、最小限だけ削ります。
② CRを充填し、細部まで形を整える
噛み合わせ・溝の形態・歯の丸みまで自然に再現します。
③ 光重合による硬化
接着強度を高めるため、照射角度・照射時間も適切に管理します。
④ 仕上げ研磨
段差や粗造面をなくし、プラークが付きにくい滑らかな面を作ります。
CR修復の寿命と再発リスク
CRの寿命は、術者の技術、接着操作の精密さ、日常のケアにより大きく変わります。適切な条件で行えば長期間機能しますが、境界の段差や不完全な接着があると二次虫歯が発生しやすくなります。当院では精密診療により再発を最小限に抑えています。
- 適切な症例選択で寿命が延びる
- 段差が少ないほど二次虫歯のリスクが減る
- 噛み合わせ調整が重要
- 定期検診で境界部を定期的にチェック
CR修復のメリット
コンポジットレジン治療は、見た目の自然さだけでなく、歯を大きく削らずに済む点が最大の利点です。金属アレルギーの心配がなく、美しく、負担が少ないため、初期〜中程度の虫歯における第一選択として非常に優れています。
- 白く自然な仕上がり
- 歯を大きく削らない
- 即日修復が可能
- 金属アレルギーの心配なし
- 細部の調整がしやすい
治療後の注意事項
治療直後は噛み合わせに慣れる期間が必要な場合があり、わずかな段差でも違和感を感じることがあります。また、研磨された面はプラークが付きにくいものの、定期的なメンテナンスによって長持ちしやすくなります。
- 強い噛みしめは避ける
- 研磨面の滑沢性を維持するため定期検診が重要
- 噛み合わせが気になる場合は早めの調整
リスク・副作用
CRは非常に優れた材料ですが、万能ではありません。適応を誤ると早期破折・脱離・再発につながることがあります。治療前に適応範囲を正確に診断し、より長期的にメリットの大きい治療方法を選択することが大切です。
- 大きな欠損では破折しやすい
- 噛み合わせが強いと欠けることがある
- 再発虫歯のリスクはゼロではない
よくある質問(Q&A)
CR治療については「どの程度の虫歯まで対応できるのか」「どれくらい持つのか」といった質問を多くいただきます。重要なのは、材料よりも「どのように治療するか」で長期的な結果が大きく変わる点です。
Q. CRはどれくらい持ちますか?
条件によりますが、適切な処置で5〜10年以上持つことも珍しくありません。
Q. セラミックとの違いは?
CRは削る量が少ない利点があり、セラミックは強度・耐久性が優れています。部位により使い分けます。
Q. 前歯の欠けにも使えますか?
はい、可能です。ダイレクトボンディングとして美しく修復できます。
Q. 保険治療と自由診療の違いは?
使用するレジン材の品質や治療工程の丁寧さが大きく異なります。
小さな虫歯でも精密に治したい方へ
CR修復は、削る量を最小限に抑えながら見た目も美しく治療できる非常に優れた方法です。当院では精密機器と高い技術により、長持ちし、自然で美しい仕上がりを実現します。新宿でCR修復をご検討の方は、新宿西口歯科医院へお気軽にご相談ください。





