歯が折れた・欠けた

院長より
折れた歯は“時間との勝負”です。転倒、スポーツ、事故、硬いものを噛んだ衝撃などにより「歯が折れた」場合、見た目以上に歯根・歯髄(神経)・骨にダメージが及んでいる可能性があります。
折れた歯を放置すると、痛み・炎症・神経死・歯根破折・抜歯へ進行することもあります。
適切な処置と早期受診により、歯を残せる可能性は大きく変わります。
当院では、外傷歯の専門的診断・保存治療・審美修復に対応しています。

こんな症状はありませんか?

  • 歯が欠けた・割れた・線が入っている
  • 噛むと痛い・しみる
  • 歯が短くなった・形が変わった
  • 歯茎から出血・腫れ
  • 揺れている・動く
  • 歯の色が変わってきた

歯が折れる原因

  • 外傷(転倒・事故・スポーツ)
  • 食いしばり・歯ぎしり
  • 硬い食べ物(氷・ナッツ・骨など)
  • 大きな虫歯・過去の治療歯の劣化
  • 金属・セラミック補綴物との境目の弱点
  • 噛み合わせの不均衡

受傷直後の正しい応急対応

  • 折れた歯片があれば保存(牛乳・生理食塩水・唾液)
  • 乾燥させない(ティッシュ保存はNG)
  • 触らない・押し込まない・強く噛まない
  • 痛みがあれば冷やす(氷を直接当てない)
  • 早急に歯科医院へ(可能なら当日)

※受診が早いほど保存の可能性が高くなります。

折れた場所による分類と治療方針

① 歯冠破折(歯の上部が折れた)

詰め物・樹脂(コンポジットレジン)やセラミックで修復可能なことがあります。
神経に近い場合は歯髄保存治療を行います。

② 歯根破折(歯の根が割れた)

見た目で分からず、CT・レントゲン・マイクロスコープ診断が必要です。
位置や深さにより、保存治療・接着治療・MTA処置・外科手術・抜歯などを検討します。

③ 垂直性破折(縦に亀裂)

進行性で保存が難しい場合があります。早期診断が重要です。

④ 水平破折(横に折れた)

位置により固定・根管治療・経過観察で保存できる場合があります。

当院で行う精密診断

  • CT撮影による歯根・骨状態の把握
  • マイクロスコープ精査
  • 歯髄生死判定(生活反応検査)
  • 咬合力・噛み合わせ評価
  • 外傷既往・生活習慣問診

治療方法

① コンポジットレジン修復

小さな欠け・前歯の破折に有効。即日対応可能な場合があります。

② セラミック治療(被せ物)

歯を保護し、強度・審美性・長期的安定性を高めます。

③ 歯髄保存治療(神経を残す治療)

MTA・覆髄法などを用い、可能な限り抜髄を回避します。

④ 精密根管治療

神経が損傷・壊死した場合、感染を除去し歯を保存します。

⑤ スプリント固定

外傷後の揺れがある場合、周囲と固定し治癒を促します。

⑥ 抜歯後の選択肢

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 部分入れ歯

当院では、まず保存を最優先し、どうしても残せない場合にご提案します。

放置すると起こりうる問題

  • 神経壊死・感染
  • 歯根吸収・骨吸収
  • フィステル(歯ぐきのできもの)形成
  • 広範囲の炎症・歯周病悪化
  • 抜歯・欠損補綴が必要に
  • 歯列・噛み合わせの変化

費用について

小さな欠けの修復:保険適用あり
根管治療:保険または自費治療あり
審美修復(セラミック):〇〇円〜
※破折部位・治療内容により変動します

リスク・副作用

  • 再破折する可能性
  • 神経失活の可能性
  • 感染が進行する場合がある
  • 歯根破折は保存困難な場合あり

よくある質問(Q&A)

Q. 痛みがないので様子を見ても良いですか?

無症状でも内部損傷していることがあります。早期受診を推奨します。

Q. 折れた歯は元に戻せますか?

歯片が適切に保存されていれば接着できるケースがあります。

Q. 神経を残せますか?

状態次第ですが、歯髄保存治療で残せる可能性があります。

Q. 矯正中の歯が折れた場合は?

ワイヤー・装置の調整が必要です。早めにご相談ください。

新宿で「歯が折れた」症状にお困りの方へ

歯が折れることは珍しくありませんが、適切な初期対応で保存の可能性は大きく変わります。
見た目や痛みが軽度でも、一度ご相談ください。
患者様の歯をできるだけ残すため、精密診断・高精度治療でサポートいたします。

◎急患・即日処置も可能です。まずはお電話ください。