ストローマンインプラント

ストローマンインプラント（Straumann）

院長より

インプラント治療において最も大切なのは、手術の技術だけではありません。
どのメーカーのインプラントを使用するかによって、噛み心地・長期安定性・再治療のしやすさが大きく変わります。
当院では、世界的に高い信頼性と研究実績を持つストローマンインプラント（Straumann）を採用しています。
「安心して長く使えるインプラントを提供したい」――その想いから、使用するメーカーにもこだわっています。

ストローマンインプラントとは？

スイスに本社を置くStraumann社は、世界でも歴史のあるインプラントメーカーのひとつで、世界70か国以上で使用され、科学的根拠に基づく研究・臨床データが非常に豊富です。
長期生存率、骨との結合力、安全性に優れ、世界中の口腔外科医・インプラント専門医が採用しています。

ストローマンを選ぶ5つの理由

• 長期成功率の高さ（世界的な臨床データ）
• 骨と結合しやすい表面性状（SLActive）
• 強度と耐久性に優れた素材（Roxolid）
• 骨量が少ないケースにも対応しやすい設計
• メーカー継続性・部品供給の安心感

ストローマン独自の技術

① SLActive表面 ― 骨結合しやすい表面構造

SLActiveは、血液を引き寄せる親水性表面を持ち、骨とインプラントが結合する「オッセオインテグレーション」が早期に期待できる設計です。
初期固定が重要な即時荷重・全顎治療などでも選択されることがあります。

② Roxolid（ロキソリッド） ― 強度の高いチタン-ジルコニウム合金

ストローマン独自の金属組成で、従来の純チタンよりも高い強度を持ちます。
骨量が限られているケースでも、より細いインプラントの使用が可能な場合があり、骨移植の負担を減らせる可能性があります。

③ 精密なアバットメント接合構造

インプラント体と人工歯（アバットメント）との接合精度が高く、細菌侵入やネジ緩みのリスクを低減する設計が採用されています。

このような方におすすめです

• できるだけ長持ちするインプラントを選びたい
• 骨が少ないと他院で言われた
• インプラントが初めてで不安がある
• インプラント後のメンテナンスも重視している
• 将来も安心して通える医院で治療したい

ストローマン vs 他メーカーの違い（一般的比較）

※どのメーカーにもメリット・デメリットがあります。患者様ごとに最適な選択が異なります。

当院がストローマンを採用する理由

• 世界的な臨床研究に基づく信頼性
• 骨が少ない難症例にも対応しやすい
• 噛み合わせ・審美性の再現性が高い
• 長期メンテナンスを見据えた設計ができる
• 患者様の精神的安心感が大きい

治療の流れ

1. 精密検査（CT・口腔内診査・噛み合わせ）
2. 治療計画・費用説明
3. インプラント埋入手術
4. 治癒期間（数か月）
5. 仮歯・最終補綴物の装着
6. 定期メインテナンス

長持ちさせるために必要なこと

• 正しいブラッシング指導
• 3〜6か月ごとのメインテナンス
• 噛み合わせチェック
• 禁煙・生活習慣管理
• インプラント周囲炎予防

リスク・副作用について

• 手術後の腫れ・痛み・内出血
• 骨造成が必要となる場合がある
• インプラント周囲炎のリスク
• 全身状態によっては適応外となる場合がある

費用について

インプラント治療は自由診療です。インプラント本数・骨造成の有無・上部構造（セラミック等）によって費用が異なります。
事前に治療計画書とお見積りを明確に提示いたします。

よくある質問（Q&A）

Q. ストローマンは本当に良いインプラントですか？

世界的シェア・研究データ・長期成功率の点から、多くの専門医が信頼して使用しています。
ただし患者様の状態により、最適なメーカーは異なります。

Q. 骨が少なくてもできますか？

RoxolidやSLActiveにより、適応範囲が広がる場合があります。
CT診断のうえで判断します。

Q. 他院で入れたストローマンのメンテナンスも可能ですか？

はい。メーカー部品供給が安定しているため、基本的に対応可能です。

新宿でストローマンインプラントをご検討中の方へ

インプラントは「入れて終わり」ではなく、生涯のパートナーとして長く守る治療です。そのため、メーカー選択はとても重要です。
当院では、患者様のご希望・お口の状態・将来性を踏まえたうえで、無理のない最適な治療をご提案します。まずはカウンセリングだけでもお気軽にご相談ください。